川口エンドウの季節がやってきました
毎年、5月になると楽しみにしていることがあります。
「川口エンドウ」に会える♪
美しい新緑の時期に赤花を咲かせ、美しい緑色の鞘をつけてくれる川口エンドウ。
八王子の伝統野菜であり、江戸東京野菜です。
昭和30年代、八王子市川口地区で特産化が図られ生産高はピークでした。
しかし昭和40年ごろから、旬が短い上に収穫に手間がかかることなどの理由で急速に生産量が減ってしまいました。
近年の川口エンドウの栽培については
江戸東京・伝統野菜研究会代表の大竹道茂先生が
ブログにて詳しく書かれていらっしゃいますので、ぜひご覧になってみてください。
「江戸東京野菜・川口エンドウの赤花が咲いた。」(2010年4月6日)
「収穫時期を迎えた八王子市の伝統野菜「川口エンドウ」を美味しく頂いた。」(2014年5月30日)
「八王子の伝統野菜「川口エンドウ」を栽培したいという地元農家の濱中さんにタネを贈呈。」(2014年7月15日)
「八王子市の伝統野菜「川口エンドウ」が鞘を付け始めていた。」(2019年5月1日)
「八王子の江戸東京野菜「川口エンドウ」が収穫期を迎え、収穫支援の「女子隊」が結成された。」(2019年5月19日)
私は、2015年に伝統野菜という言葉を知り、
地元八王子にはどんな伝統野菜があるのだろうと興味を持ったことから、川口エンドウの存在を知りました。
そして江戸東京野菜という言葉を知り、江戸東京野菜についてもっと知りたくなりました。
伝統野菜(江戸東京野菜)は、ずっと昔からタネを繋いできたストーリー性のある野菜である事、
また手がかかることから栽培する人が減ってきていること、
形や大きさにばらつきが多く流通にのせにくいこと、など様々な事情を知り、
私は八王子で受け継がれてきた大事な野菜を絶やしたくないなと思うようになりました。
何よりも食べたいですし!
そんな思いから、川口エンドウの収穫応援をするようになりました。
今年で4年目になります。
私と同じ思いをもつ方々と一緒に続けてきた収穫応援ですが、
今年は新型コロナ感染拡大防止の観点から、直接畑へ車で行ける人のみで応援することにしました。
先日、5月7日に初収穫した川口エンドウを見ていたら、
ついつい並べたくなり、体操させてしまいました笑
貴重な一番果、有り難く巻寿司にさせて頂きました。
シャキシャキして美味しかった〜♡
これから本格的に収穫シーズンが始まります。
微力ではありますが・・・今年も応援してきます!!
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