· 

桜美林大学日本語プログラム 留学生の飾り巻き寿司体験授業


鮭弁当の味を巻き寿司に再現

日本で人気の「鮭弁当」。
さけべんと呼んだり、しゃけべんと呼んだりと日本では日の丸弁当に続く、認知度の高さではないかと思います。

昨日は桜美林大学日本語プログラムにて、巻き寿司講座の先生としてお務めを果たしてきました。
留学生達に日本の文化を楽しく、また巻き寿司を一度きりではなく、この先の人生に印象に残る様な時間を過ごして頂きたいと、講座内容には頭を悩ませましたが、結果、鮭弁の味を一本の巻き寿司に再現する事にしました。

留学生の飾り巻き体験授業画像1
真剣にデモンストレーションを聞く留学生さん達

鮭弁と言えば、何を思い浮かべますか?
お弁当箱を開けたら、
どーんと一本の鮭の塩焼きに
卵焼き、煮物、漬物……
鮭の塩焼きの下には海苔ですよね。
その下には醤油味のおかかをまぶしたご飯ですよね。(あれ?違う?地域によって違うかもしれません……)

数種類のおかずとご飯は口の中で混ざりあって鮭弁となります。
THE 日本の味。美味しいですよね。

 

これです!
この味を巻き寿司に再現しました。

 

学生さん達は、一つ一つの具を丁寧に巻いて、合体!
鮭弁の味のお花柄巻き寿司の出来上がりです。

留学生の飾り巻き体験授業画像2
ちょっと細かいかなと思った作業も上手にこなして下さいました。
留学生の飾り巻き体験授業画像3
鮭弁の味が一つの巻き寿司になりました!

試食の時間に学生さん達に聞いてみました。
鮭弁は知ってましたか?と。
ほとんどの学生は首を横に振り、一人の男子学生さんのみ、鮭は好きでよく買うと、ついでにサーモンも好きだと話してくれました。
最後に美味しいですか?の質問もドキドキしながら聞いてみました。
皆さん、首を縦に振ってくれました!!

この講座に呼んで頂く事で、海外経験のない私は日本を外から見つめるいい機会を頂いております。

巻き寿司は日本の食文化を伝えるには、とてもいい食べ物だと改めて思いましたし、鮭弁ってやっぱり美味しいよね、との再確認にもなりましたー。