兵庫県って神戸や明石しか行った事がなく、日本海側にまで面しているとは思ってもみなかったのですが。

食べる通信の読者仲間の広がりから知り合い、今ではすっかり仲良くさせて頂いております森歩さんが、ここに移住するんだと見せてくれた写真は兵庫県の竹野海岸という日本海が写った写真でした。

「えーー！兵庫県って日本海に面しているのー？」なんて、私は無知にも程がある発言をしてしまいましたが、何枚かの写真には、とても穏やかな竹野海岸、焼き板の家屋が並ぶ風情のある街並みが写っていました。

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移住してからすぐに但馬漁業協同組合にお勤めされているあゆみさん。

そこで目にしているのは、規格外の魚や見合った価格にならない魚たち。

足が一本取れたカニや、大きくなり過ぎたスズキ、アンコウやタラ・・

日々、漁師さんが命がけで捕ってきて下さる魚たちの行く末が明るくない現状を目にされています。

先日は、166本ものスズキが水揚げされたそうです。

スズキはカニみたいにパッと華やかでもなく地味な魚、年中いるから特段珍しくもなく、さらに大きくなり過ぎている為、魚の価格よりも送料の方が高くつき出荷することにも向かない。

追い討ちをかけて、加工場に回すには数が少ない・・

かと言って、166の命を無駄にもできない・・・

さぁ、どうするか。。。。

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結果、但馬漁協の皆さんの手で捌き、冷凍保存中、現在どうにか商品化できないかと思案中らしいです。

スズキの他にも但馬漁協さんでは、命ある魚たちを美味しく楽しめます様にとできるだけ加工、商品化するべく努力をされているそうで、公式オンラインショップは充実しています。